*テスノイ
『【R18】今夜のエロお題3つ出しったー【改】』
https://shindanmaker.com/a/464476
『壊れたように / 無理のある体勢 / 「もっと」』

side*50

 この身は主の長身に到底敵わないが、無理をして苦しませる事など論外だ。愛おしさが募るほど、前戯は隅々までゆっくりと確実に行うべきである。
 普段ならば野蛮に嗤うその唇が、やがて甘やかに、時に壊れたように僕を呼ぶようになる。茶臼がらみより見上げる貌の美しさは、何人たりとも及ばないだろう。畳む


505

*テスノイ
『【R18】今夜のエロお題3つ出しったー【改】』
https://shindanmaker.com/a/464476
『いちばん奥まで / 自慰行為 / 「まだいっちゃだめ」』

side*5

「もう少しご辛抱下さい」
 重ねて慰める手は僅かな粗も補うようだ。従属官が囁くだけで下腹の奥が疼き、掌は乾く暇もない。真綿の拘束のなか、不意に止めが刺された。果ててしまう切っ掛けなど、従属官は疾うに知り尽くしている。そうして口付けと同時に触れた温かな指先が、次の期待を優しく辿るのだ。畳む


505

*テスノイ
『【R18】今夜のエロお題3つ出しったー【改】』
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『鳴かせる / 無抵抗 / 「自分で脱いで」』

side*50

 〝鳴かせてやる〟と思うことなど烏滸がましく、閨でも主の意志が最優先だ。それでも主は、この腕に身をお任せになる。
「ノイトラ様、お召し物を」
 了承を得るべく声をかけると、華奢で大きな掌が先回った。細く硬い筋肉がみるみる内に晒されていく。そうして野蛮に微笑う唇が、額の仮面へ噛み付いた。畳む


505

*テスノイ
『【R18】今夜のエロお題3つ出しったー【改】』
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『とろとろ / 精一杯のおねだり / ずっとこうしたかった』

side*5

 従属官の指先は、この身全てを入念に解した。
 従属官の唇は、神経まで蕩けるような口付けを寄越した。
 初めて肌を重ねた夜であるのに、発熱する下腹は奥まで疼いて堪らない。引き寄せた耳元へ先を乞うと、柔らかく微笑んだ唇が最後の合図を囁く。
 切先は一切の痛みを与えず、甘い充足感だけを注ぎ込んだ。畳む


505

*テスノイ
『【R18】今夜のエロお題3つ出しったー【改】』
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『忘れられない夜 / コスチュームプレイ / 教えてあげる』

side*50

 衣装替えの戯れに、主は女装を強いられた。ふわりと広がる袖が上品なブリオーを召されたものの、外など歩けるかと立腹である。
「ご存知ですか、ノイトラ様。この袖は恋仲の騎士に渡す証だそうですよ」
 大きな羽根飾りの付いた帽子を脱いで跪く。長身の姫君の手を取ると、伏した右眼が漸く此方へ向いた。畳む


505

*テスノイ
『【R18】今夜のエロお題3つ出しったー【改】』
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『もどかしい / 異物挿入 / 教えてあげる』

side*5

 体内に埋められた小さな玩具が緩やかに振動を続けている。従属官は俺の両手を柔く握りながら、髄から蕩けるような口付けを寄越した。
「テスラ、」
 その名を呼ぶと、この時だけの素肌がしっとりと侵食を始める。
「これは大切な準備なのです」
 玩具と結託したその指先は、迷うことなく性感帯を探り当てた。畳む


505

*グリウル
『恋愛五十音のお題』
(創作者さんに50未満のお題 様 http://box.usamimi.info/
ん/「ん…っ」

side*6

淑やかに零れた吐息には、小さく艶やかな声が溶け込んでいる。指先で触れる度に白磁器の肌が血を通わせていく様は、過去から現在まで愛でた場所を全て憶えているかのようだ。「まだお前の体温が足りん」手に限らず、もっと近付けと奴が誘う。満を持して重ね合わせた唇は貪欲に、色事の始まりを告げた。畳む


64

*グリウル
『恋愛五十音のお題』
(創作者さんに50未満のお題 様 http://box.usamimi.info/
拘束イメージは四十八手から「理非知らず」みたいな感じ

わ/輪の束縛
side*6

白い脹脛と手首を括ったのはベルトに似た拘束具だが、所詮は人間の為に作られたものである。「"クアトロ"は斃せたか?」思いのほか乗り気らしい奴が揶揄うように口元を綻ばせた。「てめえが引き千切らなけりゃな」持ち上げた両脚を潜り、馨る急所を狙う。途端に零れた声は格別の淫靡さを纏っていた。畳む


を/ヲトメ
side*4

閨事での拘束具とは自ら外してはならない。括られた両手が震えている事に気付いたのは、温かな掌で包まれた時だった。「寂しくなって来ちまった」征服する為の道具に似合わぬ初々しい言葉が耳を擽る。「一度達してからだ。それから外してくれ」その手が必要だと握り返した途端、下腹は熱で満たされた。畳む


64

*グリウル
『恋愛五十音のお題』
(創作者さんに50未満のお題 様 http://box.usamimi.info/
ろ/牢獄

side*4

虚圏とは傍から見れば悪霊が迷い込む牢獄のような所だろう。それでも生まれ、生きた記憶はこの場所だけであり、生前が何者だったかなど今となってはどうでも良い事だ。ふと重苦しい扉のように黒腔が開くと、虚圏には無い青空が帰還する。「お、ラッキー(スエルテ)」その色は現世よりも鮮やかで、故郷に相応しい。畳む


64

*グリウル
『恋愛五十音のお題』
(創作者さんに50未満のお題 様 http://box.usamimi.info/
れ/冷戦
トランプ的なもの

side*6

カードゲームとは単純なものであっても侮れないものだ。先程から引く札は芳しくなく、向かい合う奴の普段と変わらぬポーカーフェイスが却って不安を煽る。黙り込んで手札を睨み付けていたが、奴が引いた一枚が最後の組み合わせだったらしい。細やかな冷戦は終結し、気を張り過ぎだと笑われてしまった。畳む


64

  • ハッシュタグの集計機能は無効に設定されています。